【参院選】大分選挙区 現職・元職・新人の5人が入り乱れる選挙戦がスタート 最大の争点は物価高対策

2025年07月03日 19:00更新

第27回参議院議員選挙が3日、公示されました。

 

大分選挙区には現職と元職、そして新人3人のあわせて5人が立候補し、17日間の選挙戦がスタートしました。

 

 

参院選大分選挙区に立候補したのは、届け出順に

 

 

自民党 現職の白坂 亜紀候補。

 

参政党 新人の野中 しんすけ候補。

 

政治団体「日本誠真会」新人の安倍 正雄候補。

 

政治団体「NHK党」新人の二宮 大造候補。

 

立憲民主党 元職の吉田 忠智候補。

 

 

以上の5人です。

 

◆白坂 亜紀 候補(自民・現 )

 

「大変な物価高です。物価高対策もして参りました。今、デフレからの脱却、ようやく日本の経済が動き始めています。力強い日本の経済を取り戻したいと思っています」

 

 

自民党の現職・白坂 亜紀候補。

 

竹田市出身で、東京の銀座でクラブなど飲食店2店舗を営む経営者でもあります。

 

およそ1000人が集まったけさの出陣式では経済対策のほか、女性が活躍する社会の実現なども、訴えていました。

 

今回は、2023年の補欠選挙で与野党一騎打ちの激戦を制して獲得した議席を死守する選挙戦です。

 

 

◆白坂 亜紀 候補(自民・現 )

 

「日本にも大分県にもたくさんの課題がある。引き続き、大分のため、日本のために力を尽くしていきたいと思っている」

 

 

 

◆野中 しんすけ 候補(参政・新)

 

「私はしっかりと日本人ファースト、 日本をしっかりと強くしていく、日本人のための政治をしていく、それを皆様と約束して、この17日間選挙戦を戦っていきたい」

 

 

参政党の新人・野中 しんすけ候補。

 

大分市出身で、看護師として病院での勤務経験があります。

 

「ユーチューバー」としてSNSでの情報発信を行うとともに大分市を中心に街頭演説も重ねてきました。

 

この選挙戦では、減税や子育て支援の充実などを訴えています。国政挑戦は3度目で、さらなる支持拡大を目指します。

 

 

◆野中 しんすけ 候補(参政・新)

 

「今回も減税をしっかりと訴えていきたい。減税を訴えてほしいという国民の声、県民の声があるのであれば、 それは私達が代弁すべきかなと思っている」

 

 

 

◆安倍 正雄 候補(誠真・新)

 

「日本国憲法は憲法ではない。この事実を認めなければ戦後日本の立て直しはできない。根本から原因を取り除いて日本のをもとに戻す」

 

 

宇佐市の会社員で、政治団体「日本誠真会」新人の安倍 正雄候補。

 

日本の伝統や独立性を重視し、「明治憲法の復元改正」を主張。

 

食料自給率向上や減税なども訴えています。

 

 

◆安倍 正雄 候補(誠真・新)

 

「食の問題にしろ、エネルギーの問題にしろ、独立国としての状態に戻す。これは一貫している」

 

 

 

 

◆二宮 大造候補(N党・新 )

 

「私たちは国民を守る政党、NHK党です。NHK党、二宮大造は命をかけてでも国民を守ります」

 

 

別府市のタクシー運転手で、NHK党の新人・二宮 大造候補。

 

公共放送の在り方に問題提起するほか、国民全員に毎月一律10万円を支給する「ベーシックインカム」の導入などを訴えています。

 

 

◆二宮 大造候補(N党・新 )

 

「緊縮財政ではなく、積極財政にして、 それで国民にベーシックインカムでお金を配り、 経済を活性化して国民の暮らしを豊にすることを目指す」

 

 

 

 

◆吉田 忠智 候補(立憲・元)

 

「賃金引き上げと適正な物価、この好循環をしっかりつくる政策的な後押しをしていきたいと思います。食料品の消費税ゼロこれもぜひ実現したい」

 

 

立憲民主党の元職・吉田 忠智候補。

 

臼杵市出身で県連の代表を務めています。

 

およそ400人が集まったけさの出陣式では「生活応援が第一」として、物価高対策の充実を掲げ、ガソリンの暫定税率の廃止なども訴えていました。

 

2023年の補欠選挙では、現職に僅差で敗れていて、国政復帰へ雪辱を誓う選挙戦です。

 

 

◆吉田 忠智候補(立憲・元)

 

「ぜひ私が大分選挙区で勝って参議院で与野党逆転を果たして政治の流れを変えるその一翼を担いたいと思っている」

 

 

 

3日午後5時に立候補の届け出が締め切られ、5人の戦いとなることが確定した大分選挙区。投票と開票は7月20日です。

 

 

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